コンクール

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笑ってコラえて!の吹奏楽の旅・一音入魂スペシャルがギャラクシー大賞をとっちゃいましたスペシャル!! を見るとはなしに見る。
自分の高校時代は部員十数人の弱小合唱部。合唱部と共に「音楽三部」と言われた「吹奏楽部」「管弦学部」には「人数が少ない(他2部は40名以上いる)のに音楽室の割り当てが均等(週2日)なのはおかしい」と言われつつ、指導者もなく部員だけで和気藹々と練習していたものだ。
当時の自分達は「入学式(4月) → 新入生歓迎会(5月) → 文化祭(9月) → 地区音楽会(11月) → クリスマスコンサート(12月) → 卒業式(3月)」と、少人数 & 指導者なしにしては過密スケジュール。「コンクール」という言葉は、脳裏をかすめる事すらなかった。
コンクールにはドラマがあるし、テレビで取り上げるにはもってこいだと思うが、ああいうスパルタ的教師の陰で、音楽が好きなのに涙を流して退部する部員もいる事も知っておいて欲しいと思う。

大学時代に1回だけ指揮者としてコンクールに出場した事があるが、定期演奏会とコンクールは曲の作り方が違うように感じた。そしてフォイエルという合唱団はコンクール向きではなく、どちらかといえばバケツに穴が空いているなら漏れるよりたくさんの量の水を注ごう、という方向性だったので、今この番組を見てもさほどうらやましい(やり残した)という感情はわかないのだった。

ただ一つ言えるのは、こういう番組が作られ、注目されるということは、その分野を目指す人が増えてすそ野が広がるという事。
小さな合唱団の奮闘記、のようなものもどこかで取り上げられると良いのだが……。

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