岩城宏之氏が亡くなったのは知っていたが、指揮者で東京芸術大学教授の佐藤功太郎氏が今月15日に亡くなっていた事を知った。
はっきり言って音楽家としてどの程度の人なのかは全く知らないのだが、大学の時に東京芸術大学のオープンキャンパスで指揮法講座を受講した時に指導していたのが佐藤氏だった。
もっとも、老後の趣味の一環でオープンキャンパスをあれこれ受けに来ているような人たちが大半だったため、実際に大学合唱団の指揮者として活動していた私にとって、講座の内容はほとんど参考にならなかったのだが。
有意義だと感じたのは、東京芸術大学の学生で編成された室内管弦楽団を相手にアイネ・クライネ・ナハトムジークの第一楽章を指揮できた事くらいか。ちなみにコンサートマスターからは「マニアっぽい」「家でもぶつぶつ言いながら楽譜を読んでいそう」と評され、喜んで良いのか悲しんだ方が良いのか複雑な気分であった。
コメントする