WPC TOKYO 2006

　WPC TOKYO 2006へ行ってきた。

　ビッグサイトへは10回以上行った事があるはずだが、コミケ以外で行くのは初めて。駅も会場もコミケに比べると格段に空いていて、何となくにやにやしてしまう。

　まずはブースを見て回ると、Microsoftが大々的にWindows Vistaと2007 Office Systemをアピールしていた。実際に触ってみたが、なかなか使いやすそう。かなり快適に使えたのだが、きっとウィルス対策ソフトを入れてアプリケーションをたくさんインストールしたら重くなるのだろう……。

・Microsoft(R) Windows Vista(TM) & the 2007 Office Systemの競演　革新的デジタルワークスタイル

　文字通りWindows Vistaと2007 Office Systemのお披露目とアピール。
　気になったのは下記の通り。

・タスクバーやAlt + Tabでアイコンではなくサムネイルが表示されるので、選択ミスが減りそう。

・エクスプローラには標準で検索窓が付いていて、この検索がかなり高速。
　しかも検索結果のサムネイル表示やプレビュー表示(アプリケーションは起動しない)ができるので、ある程度絞り込んでから1つずつ開く手間がなくて良い。

・USBフラッシュメモリーを追加メモリとして使用可能。メモリの少ないマシンでもVistaをそこそこ快適に動かせるらしい。

・電源を入れてから立ち上がるまでが早い。

・Officeは前提的にグラフィック面が強化された。
　必要ないと言えば必要ないが、プレゼンテーション資料の作成には強力に作用すると思われる。(何も知らなくても見栄えの良いものを作れる)
　また、集計などが簡単にできたり、一覧表を自動で色分けしたりできるので、今まで気付かなかったものがそこから見えてくるかもしれない。

　入り口でイヤホンを配られたのだが、イヤホンをどこに差し込めばよいのか分からず、最初の15分ほどはスライドをぼんやり眺めているだけだった……。(講演者がアメリカ人だったので)
　途中でようやく差し込み口を発見したのだが、これについては開始時にアナウンスする必要があったと思う。不親切だ。

　1時間ほどで終了。次の講演まで1時間ほど合ったので、再びブース巡り。

　1Gと2GのSDメモリーカードを購入。1,990円と4,290円だったのでつい。
　そしてコジマのブースでDVDのスピンドル(25枚)を購入しようと思ってレジの最後尾に並んだらそこから20分もかかった……。

・日経パソコンパネルディスカッション
　ユーザーの不満を解消する新世代パソコンの可能性

　これはどちらかと言うと外れ。
　途中20分ほど記憶のない時間が……。
　パネリストが各メーカーのお偉いさんで、それはそれで良い部分もあるのだが、もっと現場の声を聞きたかった。お偉いさんは聞かせる話し方が上手ではなく(まぁ世間一般からすれば上々なのかも知れないが)、ディスカッションの中で「そうだったのか」と思えるような事実はほとんど出てこなかった。

　そんなこんなで16時に会場を後にしたのだが、明日「活用できるWEB2.0戦略！　～SNS・ブログの効果的な導入と運営からSEO対策まで～」という講演がある事を発見したので、急遽申し込んで明日も行く事に。

　仕事がさほど忙しくない時で良かった。

アンケートに答えてもらったマイクロソフトの4色ボールペン。結構質が良い