リボ払い:買い物50万円、返済総額125万円超に (毎日新聞)
普通に考えて、50万円分を月額5,000円のリボで払いつづけたらどうなるかくらい想像できると思うのだが……。
業者の説明不足はまぁ問題なのかもしれない。
そもそもカード業界は基本的に手数料で利益をあげているわけで、手数料のかからない1回払いよりは手数料をたくさん取れるリボ払いの方が良いわけだ。メリットを前面に押し出し、デメリットには降れない。あの手この手でリボ払いがいかに良いかをアピールしているような気がする。消費者からすれば全くそんな事はないのに。
というのは、以前クレジットカードのシステムを担当して、毎月システム検証のために手数料計算とかしていたからなのだろうか。手数料計算をすると、いかにリボ払いが割に合わないかという事が分かったものだ。
話を元に戻すと、カード大国アメリカでも問題になっているらしいが、リボ払いは問題の多い支払い方だ。要するに利子を払って借金を繰り延べできるシステムだと思っていいと思う。それならまだ12回払い、24回払いといった分割払いにした方が良いのではないだろうか。
個人的に今回の件は、12年間も気付かず今更問題にした使用者に問題があると思う。
そしてさも業者が悪いかのように取り上げるマスコミにも疑問を投げかけたい。
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