不覚にも

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 まさか「きらきら研修医」で泣きそうになるとは。

ドラマの公式サイト
・原作:きらきら研修医。のブログ

 今回は主人公のうさこ先生が初めて帝王切開手術(カイザー)の執刀医を任される話。

※ 以下、若干のネタばれ含む

 担当する妊婦さんは神社の跡取り息子に嫁いだ人らしく、仕事で手が離せないご主人の代わりにお姑さんがお見舞いにやってくる。
 ばりばり神社の人らしく、大量の(10人くらい?)お付きの人たちと共に病室になだれ込むと祭壇を作ってしまって(ほら、ドラマだから)安産祈願の祝詞をあげ続ける。もちろん良かれと思ってやっているのだが、妊婦さんはそれが逆に不安を覚える様子。

 嫌気がさしたからか、病室を抜け出して産気づいてしまう妊婦さん。あわてて駆けつけるうさこ先生と病院の人たち。そしてお姑さんとお付きの人々。
 運ばれる妊婦さんに付き添いながら、跡取り息子の心配をするお姑さん。
 それを聞いて妊婦さんが、

「うっせえババア! あたしは万太郎(跡取り息子の名前)じゃねえっ!」

 この人、別にヤンキーではない。ごく普通の(それこそいかにも神社の人に嫁いだっぽい、言葉遣いも丁寧な)女性なのだ。それがこの口調。

 いざ帝王切開となっても、「産みたくない」と騒ぐ妊婦さん。

「あたしは子供を産むために結婚したんじゃない!」

 自分が出産を2回経験している事もあって、実にリアルだなー、と思った。まだ産んでいない人はちょっとした喜劇(あるいはドラマでありがちな展開)として見るのだろうか。
 私は(異性だけど)妊婦さんの気持ちがよく分かって、ドラマなのにちょっと胸が苦しくなった。

 ま、その後でお姑さんがちゃんとお嫁さんの事を見ていたわってあげていたから、めでたしめでたしなのだが。

 コメディードラマだと思っていたので、案外楽しめる展開に今後も見続ける予定。最初は小西真奈美のドラマをちょっと見てみたかっただけだったのだが(苦笑)

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