緒形拳死去に思う

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津川雅彦、故・緒形拳さんの最期を綴る (ニュース-ORICON STYLE-)

何とも言えない気分になった。
今朝は妻の体調が悪くて、子供や妻の起床がいつもより1時間遅かった。
7時にテレビを点けて(もちろんNHK)「今日の主な項目」に「緒形拳死去」の文字を見た時、はっきり言って意味がよく分からなかった。

緒形さんの演技の印象は、毎年欠かさず見ていた大河ドラマを通じたものが多い。

あの何とも言えない渋さが大好きだった。
時に力強く、時に厳しく、時に温かく、時におちゃめな演技が大好きだった。

そして津川さんとの最後の会話。なんと温かく、なんとさりげなく、そしてなんと心に響く言葉なのだろう。

先日、保育園の運動会に私の両親が来てくれた。
父親は子育てに関しては「オレは方針を決める。おまえ(母)がそれを実践しろ」というように絶対家父長制の一番上にどっしりと君臨しているような人なので、「いいお爺ちゃん」になるのが嫌(恥ずかしい?)なのかあまりそういう行事には来てくれなかったのだが。

孫達の出番を待っている間、少し離れた場所に腰掛けていた父。
その背中の曲がり具合に気付いて、何だか切なくなった。

私にとっては鬼より怖い(と家を出るまで思っていた)父。
いつまでも昔と変わらないと思っていたけれど、人は必ず年をとるというごく当たり前な自然の摂理を目の当たりにして、私は運動会そっちのけで激しく動揺してしまった。

その時を迎えたら、自分は父と最後にどんな会話をするのだろう。
いつ、どの会話が最後になってもいいように、親と話せる機会を大切にしようと思う。

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