2004年4月アーカイブ

 昨日四谷にて、首脳会談が開催された。参加者は私、父、義兄。
 私と父、父と義兄、義兄と私、という組み合わせならありそう(実際はあまりないが)でも、3者がそろい踏みというのはかなり珍しい。
 店は義兄おすすめの焼鳥屋。飲み屋には数多く行っている私だが、焼鳥屋はこれが3回目である。飲み屋でもそうなのだが、店の雰囲気が良いと酒も食事もおいしいのは何か因果関係があるのだろうか。
 話題はもっぱら政治経済。私と義兄が父に教えを請う形。後は義兄が「会社を退職して独立することについて」私にいろいろ質問。
 親族が仲がよいのはいいことだと実感した。

 新聞社のプレゼントに応募したらチケットが当たったので、家族と観戦。
 球場には12時頃到着。バス停は3塁側なので、1塁側に向かって球場の外周をぐるっと回る。チケット売り場は大混雑。
 そろそろ2階に上がるかと思っていたら、球場の事務室のような場所の窓が開く。そこから顔を出す人。どこかで見たことがある。
 というか、ボビー?
 あまりの事態にあたふたする自分。とにかくカメラを取り出す。その頃には気づいた人がわらわら寄ってくる。とりあえず写真を1枚。サービス精神旺盛なボビーは「サインしますか?(日本語)」と言ってサインに応じる。そばにいた球団の人は「特例だからね」と渋い顔。
 私も持っていたメッシュジャージをあたふたと取り出してサインしてもらう。思いの外サインが小さかったのが残念……。

 その後、1塁側2階席の外野寄りに陣取る。当たったチケットが3塁側内野席か2階席しか入れなかったので。
 今日の先発はジョニー。先週は2安打4失点で敗戦投手だったので、今日マリンスタジアムで勝ってお立ち台に立って欲しいところ。

 スターティングメンバー発表の時からライトスタンドは大盛り上がり。早くも妻はあっけにとられる。マリーンズのスターティングメンバー発表時にはビデオを回していた私。
 そのジョニーは立ち上がりからまずまずの内容。途中2回にソロホームランで1点を失い、ヒットを多く打たれるものの要所を締めて追加点を許さない。
 しかし7回、送りバントの際にキャッチャー橋本が1塁へ悪送球。これに絡んで1失点。6回と3分の1で降板。被安打9、失点2、自責点1。
 試合はその後、マリーンズ中継ぎ陣が1本のヒットも与えない大奮闘ぶりを発揮。しかし打撃陣はオリックスと同じ9本のヒットを打ちながら、フランコのソロホームラン1本だけ。2塁、3塁にはランナーが進むのに、その時は必ず2アウト、というのがかなり厳しい。フランコは2死満塁でキャッチャーからの牽制死。橋本は満塁をものにできず凡退。
 復帰から復活へ。しかもマリンスタジアムでのお立ち台。という情景を期待していただけに残念。ジョニーの投球が先発としてしっかり使えるものになっていることが救いか。

 今年のマリーンズは、千葉テレビのマリーンズナイターも含めてまだ1勝と、どうも観戦すると負ける傾向が……。
 試合開始前、突然「ボビーの英会話ワンポイントレッスン」があり、スタンド騒然。「頑張れ」は「good luck」と教えてもらう。きちんとボビーの後について発音するおまけ付き。

 2日ほど前から、息子が寝返りを普通にするようになった。
 寝返りしそうでしない、そんな状態が2週間ほど続いていたが、今までできなかった事が信じられないほどごろごろ寝返りをする。
 そして寝返りをしてうつぶせになったらしばらく遊んでいるのだが、そのうち上半身を支えるのが辛くなって泣き出す。
 それだけ見れば微笑ましいが、明け方に寝返りをうってそのまま泣き出すのは勘弁である。

 千葉のヨドバシカメラで買い物。
 ついでにそこにあったシャアアズナブルコレクションのガシャポン(200円)をやってみる。出てきたのはシャア専用ゲルググ。
 早速組み立てて、とりあえずテレビの横に置いてみる。
 それを見た妻が一言
 「これってさ、どうしてボディーブレードやってるの?」
 奥さん、それはビームナギナタです。

 マリーンズナイターでの観戦4回目にして初勝利。
 東京ドームでの観戦も併せて4連敗中だったのでほっと一息。
 家族と見ると負けるのか、原因は妻か息子か、あるいはテレビが悪いのか、今年の私が良くないのか、あれこれ考えていたが、今日の勝利でどれでもないことが判明。
 男初芝のサヨナラヒットに目頭が熱くなった。
 小野が中継ぎにまわり、中継ぎが安定した気がする。
 土曜日もこの調子で勝って欲しいところだ。

 今日、最近会っていない友人知人のサイトを偶然から2つ発見。
 1件は挨拶を残したものの、もう1つは何となく書きそびれる。

 その場所から飛び出したいのか、それとも出たくはないのか。
 そもそも、まだその中、にいるのかすでに出ているのか。
 そこかしこに対してそんな疑問を感じるのは、きっと春のせい。
 そういうことにしておく。

 本屋で見かけた欲しい本を、直後に行った古本屋で購入できる喜び。

 明日は妻子を実家に残して東京ドームへマリーンズの応援に。というより、黒木復活を応援に。

 15日は韓国総選挙の投開票日である。
 先日の朝日新聞に、興味深い記事が載っていた。
 それによれば、候補者(支持者?)がネットゲームで選挙活動をしているというのである。自分の選挙区を名前の一部に入れ、出会う人に住んでいる選挙区を聞いて投票を呼びかけているという。
 実に地道な活動だが、仮に日本で同じ事をすると公職選挙法違反になるのだろうか。
 投票に行かない若い世代へのアピールとしてはそれなりに効果があると思うが、それしきで投票に行くのならそもそも最初から行くという話もある。

 最近の映画(洋画)は、カタカナである事が多い。英語が国民に浸透してきたからなのか、原題を尊重する姿勢が主流になったのか、あるいは適切な邦題を付けるだけの技量を持つ人が減ったのか。

 「指輪物語」の名でファンタジーファンには有名だった物語も、映画化されて日本で公開される時には「ロード・オブ・ザ・リング」
 何故かサブタイトルは訳されていたが。そもそもそこを気にするなら、何故第1作は原題に会ったサブタイトルが邦題ではなかったのかが気になる。3部作だというのに、1作目が当たらなかったら2作目以降は公開しないつもりでもあったのだろうか。そういえば2作目の宣伝文句は「前作は序章に過ぎなかった」という、3部作であることを知らないかのような恥ずかしいものだった。

 仕事の関係で、日本のアニメの英題を目にする事が多い。
 ソードワールドRPG全盛の頃に発表された水野良の小説「剣の国の魔法戦士」は、「魔法戦士リウイ」シリーズとしてアニメにもなった。これの英題は「LOUIE THE RUNE SOLDIER」 「MAGIC FIGHTER」という単純な英題を想像していたのが恥ずかしい。
 隣にあるのでついでに書くと、近年二世が大人世代に好評な「キン肉マン」は、「ULTiMATE MUSCLE」 「i」がわざわざ小文字で、しかも上の点の中に「肉」と漢字で書いてある凝りよう。

 巧みな英題を見るにつけて、日本には日本語があるのだから、もう少し邦題に苦心しても良いのではないか。ふとそんな事を仕事中に思ったのであった。
 そして書きこんでいる今も仕事中……。

 息子、初寝返り。
 座布団に寝かせていたら、座布団から転がり落ちるように寝返り。
 歴史を目撃することが出来て光栄である。

 知らないうちに親のまねをして話したりするから、うかつな事は口に出来ないという話を聞いたことがある。また、乳児でも親の感情を察知することができ、両親がケンカをしていると心拍数が高くなるという話も聞いたことがある。
 昨日妻と些細な口論をした。そのせいで妻はしばらく機嫌が悪かった。
 すると、いつもは騒がしい息子がおとなしい。私と風呂にはいるといつも泣いているのに、その時に限って実におとなしい。
 きっと両親の雰囲気が悪いから、気をつかって、あるいは恐れをなしておとなしくしていたのであろう。

 そしておとなしくしていても害がないと分かったのか、今日の風呂もおとなしいものであった。父は喜びのあまり息子の顔にお湯をかけてしまい、あわてて拭き取ったが、それでも泣かないくらいおとなしかった。

 NHKの7時のニュースが終わったので、チャンネルを変えてミュージックステーションを見ることにした。ちょうど松浦亜弥が風信子(ヒヤシンス)という曲を歌っていたが、その姿を見てふと思った。
 松浦亜弥は往年のアグネス・チャンに似ている。(妻承認済)

 小さい子がいると買い物に行くのも大変なので、妻の提案で生協の個別配送を始めることにした。うちの子は生後半年なので、半年間は個別配送手数料が無料になるというのもある。
 そのパンフレットを見てみると、単価は若干高いもののやはり品質の高い商品がそろえてある。味噌やしょう油は塩分も表示されていて親切だ。
 味噌は「塩分12%」 しょう油は「演舞ン15.3%」 って……。
 字が違うだけではなく文字数も違うのだから担当者にはぜひ気づいて欲しい……。

 最近、周囲に悩んでいる人が多い。ちなみに私は中学生あたりから高校、大学の一時期を除いて悩みっぱなしである。
 悩んでいる内容は人それぞれなのだが、図ったかのように似た時期に悩み出したので、不謹慎ながらにやりとしてしまった。
 考えてみれば20代も後半になり、30代がそろそろ視界に入ってくる。周囲には結婚する人もいれば転職する人もいる。
 自分の人生、何かを変えるならそろそろ、と思うのであろうか。
 赤ちゃんの体内の細菌のバランスは、生後半年前後の状態で決まるらしい。だからそれまでは離乳食を急がずに、出来るだけ母乳やミルクで育てた方がいいらしい。
 それと同じで、何となく30才になった時の状態でその後の人生が決まるような印象があるのだろうか。私にも確かに30才が1つの分岐点であるような強い印象がある。
 友人が結婚、転職を考え始め、あるいは実行すれば、いつまでも昔と同じような付き合い方ではいられなくなる。昔と同じに見えて、確実に昔と同じではない。それは互いに成長している証なのだろうか。
 そんな事を考えたのは、春だからなのか。
 今日の雨に桜の花びらが散っているのを見たからなのか。

サイトを更新。
とは言ってもリンクの整理とコメントの修正だけ。
何しろ2年間ほとんど放っておいたので、なくなっているサイトがいくつもある。あるいは移転していたり。自分は「お気に入り(IE使用者なので)」を更新しているので、ついサイトに反映させるのが面倒になっていた。
妻に「S.P.P.の新しいサイトのアドレス忘れた。あなたのサイトから行けるようにしてよ」と言われなければまだ当分放置していたかもしれない。
仕事でHTMLに触っていると、自分のサイトを更新しなくても何となく満足してしまうのだろう。良くないことだ。

 私は何かに期待をするということがほとんどない。あえて期待しないようにしていると言ってもいい。
 なぜならば、期待すればするほど、裏切られた時の落ち込みが激しく、そして世の中に絶対というものがない以上、裏切られる可能性は否定できないからである。

 ここまで7勝2敗で首位のマリーンズ。
 期待したい、期待したくない。
 今年のマリーンズは心臓に悪い。

 風呂上がりの息子。
 湿疹の薬を塗ってから妻に引き渡し、自分は風呂へ。
 息子は下着しか着ていなかったので、妻は「終わったらおっぱいあげるからね」と言ってあやしながら服を着せている。
 「おっぱいは急行で来てるからね。ちょっと待ってね」
 あえて急行。特急ではないらしい。
 「でもね、今普通列車がちょっとつまっているみたいだから待ってね」
 人身事故でもあったのか。
 「今特急を追い越したからね。もうすぐだよ」

 お願いだから急行が特急を追い越さないで欲しい、と思った夫であった。

 今日は千葉マリンスタジアムでの開幕戦。仕事的には問題なかったが、妻子を置いて見に行くのも何なので断念。しかし仕事の電話が掛かってきたりしたので、結果的には行かなくて正解だった。
 そのロッテは押し出しでサヨナラ勝ちという渋い勝利で好調を維持。一喜一憂していては身が保たないとは思うものの、ぜひ頑張って欲しい。

 ちなみに試合が終わるちょうどその時、千葉テレビでナイター中継をやっていた事を知った。阪神巨人よりそちらをチェックすべきであった……。

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