去る4月22日(木)に、Twitterで@chacoさんが呼びかけていたコーダーランチ会に参加してきた。
仕事の最近のブログ記事
今年の7月に、現在使っているDELLのデスクトップPCがリース切れになる。
リースを組む時には「3年で組んで、4年目以降も1~2年くらい使い続ける」と思っていたのだが、
- Vistaがかなり不安定
ビデオカード周りのドライバの問題なのか、突然ブルースクリーンが出て再起動することが多々ある - 3年前のものなのでどうしても現在のPCと比べて見劣りしてしまう事、
- 5月にAdobe Creative Suite 5 が発売になるので、それに備えてPCをパワーアップしておきたい
という理由から、新しいPCをリースする事にした。
アドビ、クリエイティブ製品の最新版「CS5」を5月28日に一斉発売:ニュース - CNET Japan
仕事柄AdobeのCreative Suite(以下CS)にはお世話になっているのだが、次期バージョンのCS5が5月28日に発売される事が発表された。
「独立するのにコネは重要」という話を聞く。
自分の身を顧みるに、確かにコネは(も)重要だと思う。
でも、だからといって「コネを増やそう」という事にあくせくするのはちょっと違うと思う。(努力しなくていい、という事ではなく)
私が思うに「コネ」とは「種」だと思う。
種なのだから、芽が出て花が咲くまでどれくらいかかるかなんて分からない。
種によって芽が出るタイミングも違えば育て方(肥料のやり方や温度調節など)も違うだろう。
もしかしたら芽が出ないかもしれない。
もしかしたら花が咲かないかもしれない。
もしかしたら実を結ばないかもしれない。
でも種をまかなければ芽は出ない。
種をまかなければ花は咲かない。
そして種をまかなければ実は結ばない。
私自身、駆け出しの頃には「種をまいたのに!」と思った時期もあった。
でも「ああ、この種は実を結ぶんだ。花がきれいだからそれで満足していたよ」と、思わぬ収穫に喜んだりもした。
そういえば最近はあまり新しい種をまいていない。
今年ももう4分の1が終わってしまったが、残る期間ですこし種をまいてみてもいいかもしれない。
そうだよなぁ、というのが第一印象。
「価格と客層の関係。高いものを選ぶ富裕層の考え方 | Web担当者Forum」に興味深い記事があった。
客層は支払う金額に現れるさらに説明を求めると、Bの性能が悪く買い直すことになればさらに5万円を支払うことになり時間も浪費するからといいます。つまり「性能ロス(損失)」から発生する「時間ロス」も避けるための合理性から高い商品を選ぶのです。価格はものさしの1つに過ぎず、選択理由のすべてではないということです。
安さに命を懸ける底値買いマニアと、質にお金を払う富裕層、どちらと取引を望むでしょうか。私は商品やサービス内容で判断し、さらに高くても買ってくれる後者を選びます。
詳しい内容は元記事を読んでもらうとして、個人事業主としてやっているとこの辺は本当にそう思う。
「客を選り好みしてやっていけるのか」というのは独立した人が必ずと言って良いほど直面する問題だと思うし、選り好みせず「他よりも自分に発注して」と思えば思うほど「低価格・短納期」を売りにする傾向があると思う。(他にも「責任がもてないから安めに」と考える人もいるようだが、これはプロの姿勢ではないと思う)
が、これには大きな落とし穴が2つある。
上記は私の好きなライター&イラストレーターのきたみりゅうじさんのBlog記事。
詳しくは見てもらうとして、簡単に言えば「年収ウン十億もらっても、家族で食事をするのが月に1回程度しかないなら意味がない」という話。
私も(「も」と言うのは実におこがましい話だが)フリーランスとしてお仕事をしているのだが、私のスタンスは「兼業主夫」 そのことを公言してはばからない。
自分を律するのが上手なわけではないし(むしろすぐだらだらする)、営業力も低い(いつも向こうから声をかけていただいて大変ありがたい限り)。フリーランス故に収入に花見があるが、場合によってはパートやアルバイトの方がより多く稼いでいるのでは? と不安になる程度しか収入がない時もある(結構ある)。
会社勤めしている人は「仕事がなくて困る」という人はあまりいない(自分が営業サイドではなく技術者サイドに立っているからそう思うのかもしれないが)し、福利厚生も(会社にもよるが)ある程度しっかりしている。
そして会社で様々なプロジェクトをこなす中でどんどん知識(技術だけに限らない)がついてレベルアップして行くし、横のつながりも広がっていく。
うらやましいな-。
会社勤めした方が身分も安定するし稼げからいいんじゃないかなー。
そう思わなくもない。(何しろ来年3月には3人目が誕生するのだ)
が、私の中でそれは「ない」のだ。
1つは妻が「公務員」という安定した職業に就いているため、とりあえず食べていけないという非常事態は避けられる、という大変にありがたい理由。
もう1つは、私が「そういう働き方をしたくない」と思うからだ。
私は兼業主夫である。
平日の朝は子供たちを起こして着替えさせる。
子供たちに朝食を食べさせる。
出社する妻とともに子供たちを保育園へ送って行く。
昼食は(ほぼ)自炊する。
散歩ついでにスーパーで特売品を買い求める。
夕食の下準備をする。
17時頃に保育園へ子供を迎えに行く。
公園へ寄り道しながら帰宅したら夕飯の用意をする。
子供たちに夕飯を食べさせる。
夕飯~夕飯後に帰宅する妻と子供たちを交流させる。(これ結構重要)
子供たちを寝かしつける。
こんな事をしていては、就職などできようはずもない。(朝10時から夕方16時まで(残業なし)、という夢のような職場があれば話は別だが)
そしてこれが大切なのだが、「私はこの生活が気に入っており、今後も継続して行きたい」のである。
年収ウン十億、というのは非常に魅力的だ。ウン十億あればベビーシッターだって雇えるし、妻が働く必要もなくなり、心置きなく仕事に没頭できよう。
しかし妻は働きたい人である。
そして私はお金よりも子供たちと触れ合う時間の方が大切なのである。
たぶん家族がいなかったとしたら、月10万ちょっとくらい稼いで満足してると思う。
ええ、私は家族がいて妻が働いているからこそ、金額的には決して誇ることのできない環境でも満足なのだ。
私にとって、「収入」は譲れるが「子育て」は譲れない線である。
そんな私を理解してくれてあれこれ切磋琢磨できる仲間(と言うのはおこがましいほど教えてもらってばかりだが)と、そんな私にもお仕事をくれる人たちに恵まれている幸運に感謝したい。
自業自得とはこの事だ、という典型例のような事態に直面して凹む。
終わった事にくよくよしても仕方ないが今日は一日何をする気にもなれず、前を向いて歩くためにもぐったり。
明日からまた頑張ろう。
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