2004年2月アーカイブ

 案の定CPUファンが物理的に取り付けられないという罠にかかる。どちらかというと高さについて心配していたのだが、ファン(というかヒートシンク)の幅が広く、コンデンサに邪魔された。
 仕方ないので夕方からの仕事前に秋葉原へ。先日と打って変わった混雑。やはり平日に来るのがベストだと痛感。
 代替のファンは先日購入しようか迷って騒音レベルの高さでやめた「DRACO-Slimbird」 最安値を調べたりする余裕がなかったので1 980円で購入。
 仕事 → 帰宅 → 夕食 → 風呂(子供付) のコンボをこなして早速取り付け。CPUを付けるのはいつも緊張する。一応グリスを買ってみたので、グリスだけにぐりぐり塗ってみる。(ベタ)
 取り付け完了。早速起動。
 CPU Celeron376MHz (188×2.0)
 ってオイ。
 しかしBIOSでは倍率は8倍までしか設定できない。100×8では800MHz止まりである。
 ネットで調べてみると、表示がずれることはあるらしい。CPU情報をチェックするフリーソフトでチェックすると、きちんとCeleron1400Mhzと診断された。一安心である。
 後はファンコントローラーを付ければ、とりあえず完成。Celeron300MHzとCPUファンだけが余剰部品となる。

 仕事帰りに秋葉原を物色して、14 000円ほど散財。
 ゲタ履かせるくらいならマザーボードを購入すればいいのでは? と思いネットであれこれ調べるも良いものがない。ネックは価格で、どれも1万円以上するのである。
 ということで、ゲタ、CPU、CPUファンの底値と店を事前調査して挑んだ。らんぷ亭で今や物珍しくなった牛丼を食べて英気を養う。

 とは言いつつ秋葉原ならジャンクパーツでいいものが見つかるのではと1時間ほど物色。しかしやはりない。6 200円というのを発見したが、ゲタが4 000円で買えること、メモリスロットが2つしかない、LANがオンボードであることを考えるといただけない。メモリは手元に3枚あるから全部挿したいし、LANがオンボードだとWindows98がうまく認識してくれないのだ。
 途中、欲しいCPUファンがどうも思っていたのとは違うことに気づく。そもそもCPUファンは排気だと思っていたが、実は吸気だった。目からうろこ。そんなこんなでファンも物色することになる。ついでにファンコントローラーも。
 2時間が経過。さすがにそろそろ決めて購入しないと夕飯までに家に帰り着かない。ファンの絞込みがやや甘い気もするが、とりあえず買うものと店を決定。
 そしてまずはゲタからと思い歩き始めた矢先、店頭でマザーボード発見。6 400円のそれは値段は高いものの、メモリスロットが3つ、LANは付いていない。そして何より、SLOT1とSocket370のデュアル! FCPGA2だったらきっと即買に違いないが、残念ながらFCPGAなので却下。
 ゲタはPowerLeapの「PL-IP3/T Rev.2」 SLOT1をSocket370(FCPGA2)にしてくれるスグレモノ。底値4 000円(税込)
 CPUファンは適当に見つけたTR2-M6(K8) 騒音が21dBAと、ほかに比べて低かったので。これ、店頭表示ではSocket370と書いてあったけど、箱を見てもネットを見てもそうは書いていないんだが……。約2 600円。
 CPUは「Celeron 1.4G FCPGA2」 値段、熱を考えるてCeleron。メモリがPC100なので使いまわすにはこれが最高速。底値4 270円
 これにつまみが4つのファンコントローラー(約3 000円・CPU+ケースファン×2)を加えて、およそ14 000円。
 後は土曜日に組み立てるだけだが、
1. ゲタとマザーボードの相性
2. CPUファンが付くのか(物理的大きさの心配もある)
 という2点をクリアできるかどうかが今後の注目すべき点である。

P.S. PC自作に興味のない方、2回連続こういう内容で申し訳ない。

Windows2000マシンを組む。基本は1年半前まで使っていたCeleron300Aマシン。

もともとあるもの:
筐体、マザーボード、CPU、メモリ(64M)、電源、FDD、CD-ROM、グラフィックボード、LANボード、サウンドボード、液晶モニタ、キーボード、マウス

とりあえずWin2000サーバーを目指し、将来はHDDレコーダーに格上げする考え。
最近気になる静音性を追求すべく、350Wのファンレス電源(12 800円)を購入。HDDは160G(12 000円)を購入してメインマシンに取り付け、メインマシンで今使っている80GのものをWin2000用にする。
マザーボードが古いのでUSB2.0ボード(2 000円)を新規購入。

組み立てて電源を入れる。ファンは回るがそれ以外の反応無し。モニタ周りの接続を確認するが異常なし。何度か電源ON/OFFを繰り返すと、BEEP音が。グラフィックボード周りが怪しいと分かる。何度か抜き差し。あるいはマザーボードの電池か?と思い、購入しようかと準備していると画面が映る。

HDDの認識がうまくいかない。いろいろやっているうちに、30Gの壁が立ちはだかっていることに気づく。Biosアップデート。初めてのわりにはすんなり終了。無事に認識される。

Win2000インストール。以前別マシンでやっているので問題なし。

というところでとりあえず終了。
半年くらいはテープをHDDに録音してCDに焼く作業に徹してもらう予定。
後はSLOT1をsocket370に変換するゲタをはかせてCeleron1.0GHzを乗せたいところ。

朝10時から夜20時まで、ほとんど休みなくひたすらに立ったまま話し続ける金曜日。帰宅する頃には疲労ここに極まれりという状態。
そんな状態でも、駅前で食料品を購入することがある。
節分を過ぎ、店内は早くも桃の節句一色。「明かりをつけましょ ぼんぼりに」という歌声が、その雰囲気をこれでもかと強調している。
そんな歌もあったなと男の私はさして感慨もなく聞き流していたが、その時。知っている歌、知っている歌詞であるにも関わらず私はその歌詞を聞き間違えた。
「お内裏様とお雛様 二人並んでスガシカオ」と……。

 「先憂後楽」という言葉がある。范仲淹という人の書いた『岳陽楼記』に「天下の憂(うれい)に先んじて憂い、天下の楽しみに後(おく)れて楽しむ」という言葉があり、これを縮めて「先憂後楽」という。
 君子は、天下の人々が物事について憂える前にその物事について憂い、天下の人々が楽しんでいる時に楽しまずに自分はそれを見届けた後に楽しむべきだということから「常に天下の平安を心がけていること」の意味で使われる。
 君子は人々が憂える前にその憂いの原因を取り去ってやり、人々が楽しんでいる時に一緒になって楽しむと大切なことを見落とすかもしれないので、その楽しみの中に問題がないことを確認してから自分は楽しむべきだ、という自己犠牲的格言である。
 ところが今日付けの朝日新聞別紙「Be(青)」では「辛いことを先に済ませて、楽しいことは後で」という意味で使われていた。
 この誤用に驚きインターネットで検索したところ、同様の誤用の多さに愕然とした。
 中には『「先憂後楽」もしくは「先楽後憂」、それが問題である。』として「先に辛いことを済ませるか、先に楽しんでおくか」などと用いられているから嘆かわしい。
 「先」「後」というのは単純に「順番」としての意味ではなく、常に「他人と比べて」という要素が含まれる。前述の誤用はあくまで自分の事だけなので、この場合は不適切である。
 蟻とキリギリスの話を「先憂後楽の教訓」と紹介しているサイトもあったが、「先憂後楽」はあるべき君子(人間)像であり、「教訓」とするのは不適切であろう。(例えば「誠実であるという教訓」という言い回しは意味不明である)

 自分の結婚式で「好きな言葉」としてこの「天下の憂(うれい)に先んじて憂い、天下の楽しみに後(おく)れて楽しむ」を挙げたのだが、あの時の反応から鑑みるにもう少し有名な言葉を挙げるべきだったと後悔することしきりである。

土地

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 思いがけず土地を手に入れた。手に入れたと言っても自分で買ったわけではなく、知人がわざわざ譲ってくれたのである。
 息子名義のその土地の権利書は、息子が20歳になったら渡そうと思う。
 問題は、土地の場所が千葉からは非常に遠いということだろうか。いくらなんでも384 400kmは離れすぎである。

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