げんなり

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 今日のクローズアップ現代は「要求する親」
 学校に対して様々な要求を行う親が増えているという話。

・ふざけていて厳しく怒られた → 謝罪しろ

 いや、ふざけていたのがそもそも駄目だろ。

・怒って廊下に出したら勝手に学校外へ出て行った → 授業を中断して探すべきだった。連絡遅い。担任変えろ

 いや、勝手に出て行ったら駄目だろ。授業を中断したら他の子供が迷惑するだろ。連絡が遅いのは学校が悪いかもしれない。そんなにほいほい担任を変えてどうする? 世の中、嫌な相手をいつでも取り替えられれば楽なものだ。(そうではないのだから、親としては「担任を変えればいい」と安易に考えるべきではない)

・要求を通すために子供を学校へ行かせない(そして「学校のせいで子供が学校に行けないと言う)。学校側が引かないと、教室に来て教師の指導力不足を大声でわめく(そして子供が動揺して学級崩壊)。

 もうね、開いた口がふさがらないとはこの事。

 女性の校長先生が、謝っても謝ってもエスカレートする親の要求に悩み抜いた末に自殺した話もあり、見ていていたたまれなかった。この場合、遺族は民事裁判で損害賠償請求出来るのではなかろうか。というか、裁判に勝てば駄目親への抑止力になるから、同じような事で苦労している先生方のために誰か裁判を起こして欲しい気がする)。
 自殺へ追い込んだのだから、刑事裁判沙汰にはならないのだろうか……。

 最近の若い人が駄目なのは親の世代が駄目だから。その思いを新たにした。
 そんな親に育てられている子供はほぼ確実にろくな子供ではなく、その中に将来息子や娘を置かなければならないかと思うとげんなりである。
 こうなると、いかにしっかりと躾けられるか、周囲に流されないように育てられるかが重要である。
 責任重大。

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