呪いと言えば

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 Nartoun氏のBlog

職場の同じフロアで、ここ3年間に 入院者 4名 死者 2名 という有様です。

 という記述があった。
 これは確かに、少なくとも当事者であれば呪いと言っても過言ではない。

 以前私がシステム会社に勤めていた頃、元々会社のあった渋谷から大手町に引っ越しがあった。
 そうは経験できない「会社の引っ越し」に、在籍期間が2年半しかなかったのに出会えたのはある意味幸運だったのかも知れない。

 さてご存じの方はご存じかも知れないが、大手町には将門の首塚がある

 会社の移転先は、まさにこの首塚の隣。とは言え入り口のそばではなく、会社のビルから言えば首塚は裏手になる。

 大手町に移転して以来、会社にはあまり良い事がなかった。
 鬱病者が多数発生し、業績も下降。体をこわす人も多々いた。

 「移転してきた時に将門の首塚にお参りをしなかったからでは」

 そんな噂が社員の間を飛び交った。

 さすがに問題だと思ったのだろう、会社の偉い人たちが将門の首塚に詣でてお祓いを受けたのだとか。そしてお札を社内に貼り、将門の首塚の方にお尻を向けないように座席の配置換え。

 その後1年も経たずに私は退職してしまったのでその後については聞いた範囲でしか分からないのだが、鬱病者はその後も増え、今年の4月にはついにグループ内の別会社と合併(実質吸収合併)したのだという。

 興味本位から終電近くで帰宅する時に将門の首塚に詣でてみたのだが、あるいは絶好のタイミングで退社した(できた)のはその恩恵なのかも知れない。

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